【入園準備】 子どもの気持ちの準備ができる絵本①
4月に幼稚園や保育園の入園をひかえ、書類を揃えたり、入園グッズを作ったり、買ったりして、準備をすすめているご家庭も多いと思います。
場所見知り、人見知りがあまりなく、すんなり園生活に馴染めるお子さんもいれば、はじめての場所で、知らないお友達がたくさんいる…どんなところなのか、不安に思っているお子さんもいるでしょう。
はじめての園生活を迎えるお子さんで、どんなことするんだろう♪とワクワクと、親子で想像をふくらませて楽しみにするのにはもちろん、特に不安に思っているお子さんには、どんなことをするのか知ることで、安心につながるので、ぜひ読んでみてほしい絵本の1つです。
ようちえんのいちにち
幼稚園に、朝、登園するところから帰るところまで、子どもの目線で、丁寧に描かれています。
あらすじ
朝、あかりちゃんは幼稚園バスで、お友達とおしゃべりしながら、幼稚園に向かいます。
先生と挨拶をして連絡帳を出したら、外に出て、遊びます。
集まりの音楽がなったら、トイレに行って、朝の集まり、お当番の日です。
今日はクラスのみんなで歌を歌ったり、はり絵をしたり、ダンスをしたり。
月に1回はお誕生会。
年長のクラスのお店屋さんごっこに行って、紙のお金でお買い物をした日もあります。
お弁当の時間が終わったら、お昼休み。
裏庭の冒険の森で、アスレチックをして遊びます。
帰りの会では、先生が紙芝居を読んでくれ、バスに乗って帰ります。
実際の幼稚園の一日の流れ(例)
私が関わったいくつかの園では、大体、次のような流れで一日を過ごします。
参考にしてみてくださいね(^_^)
【朝】徒歩やバスで、通園
登園したら、自分の出席ノートにシールを貼ります。
これが楽しみで、毎日休まずに頑張って通う子もいます。
みんなが揃うまでは、自由遊びの時間。
外で、すべり台やブランコ、砂場やボール遊び、鬼ごっこをして遊んだり、部屋の中で、おもちゃやブロックで遊んだり、絵本を読んだりお絵かきをしたり、お友達とおしゃべりをしたりして、皆が揃う時間まで過ごします。
【9時半頃】
皆が揃った時間に、クラスで朝の会をした後、
その日のカリキュラムをして過ごします。
絵を描いたり、工作をしたり、体操をしたり、歌を歌ったり、楽器を演奏したり。
夏には水遊びをしてくれる園も。
このカリキュラムの内容は、園ごとの特徴があり、英語の先生、体操の先生、音楽の先生、絵画の先生など、園の先生以外の講師がきて行うところもあります。
月に1回、幼稚園全体で、その月のお誕生日のお友達のお祝いをするところが多いです。
この時には、その月のお誕生の子の家族は、見学して良い園もあります。
運動会前には運動会の練習、お遊戯会前には、劇やダンス、合奏の練習をしたりもします。
近くの公園に出かけたり、年に何回か、お弁当を持って遠足に行ったりする日も。
夏の夕涼み会、キャンプ、秋のお芋掘りや冬のクリスマス会や、もちつき、節分の豆まきなど、園によって、季節の行事も様々です。
珍しい特色や行事は、園のホームページやパンフレットに書かれていたり、写真が載っていたりするので、それを見るのも良いですね。
(お昼頃)給食、お弁当の時間。
給食の園は、お当番の子が給食を配り、
他の子は、手を洗ったり、給食をとりに行ったり席について待っています。
先生やお友達とのおしゃべりも楽しい時間です。
(13時半頃)クラスで帰りの会
帰り仕度をしたら、皆で歌を歌ったり、先生が絵本や紙芝居を読んでくれたり、お話をしたりして、最後に皆でさようならの挨拶をして帰ります。
お迎えにきてくれたり、バスが出発する時間まで、自由に遊びながら待ちます。
この後、預かり保育や課外カリキュラムがある園も多いです。
まとめ
幼稚園の部屋や、トイレ、園庭のあそび道具、子どもたちの服装や、給食やお弁当…
何から何まで、家とは様子がちがいます。
絵が、とても細かく描かれているので、実際に見ることで、イメージしやすく、楽しみや安心につながります。
絵本を読むことで、入園する前は想像して、実際に通ってみてからは、何が一緒で、何がちがうかなど、親子で園の生活について、お話するきっかけにもなります。
幼稚園生活に期待がふくらんで、楽しみにできますように♪