ふれあいがあたたかい 【 赤ちゃんに人気の絵本】 スキンシップの大切さ
スキンシップの大切さ
赤ちゃんは、優しいスキンシップを受けることで、愛情ホルモンと言われる"オキシトシン"という脳内物質が分泌され、安心感や信頼感が育ち、脳の発達にも良いことがわかっています。
赤ちゃんだけでなく、大人の方も、スキンシップをとることによって、年齢、男女問わず、オキシトシンが増え、幸せな気持ちになれるのです。
そこで、今日は、ふれあいがあたたかい、赤ちゃんに人気の絵本を2冊、ご紹介します。
ふれあいがあたたかい 赤ちゃんに人気の絵本
くっついた
きんぎょさんときんぎょさんがくっついた。
あひるさんとあひるさん、ぞうさんとぞうさん、おさるさんとおさるさんも。
さいごは…
おかあさんとわたしがくっついた。
おとうさんもくっついた。
絵がシンプルでかわいらしいですよね♪
絵本に載っていた、作者の三浦太郎さんの言葉が、
この絵本の良さと、作者さんのこの絵本への思いがつまっていたので、
載せさせてもらいます。
「…我が家に赤ちゃんがやってきて…
3カ月がすぎ…赤ちゃんはなかなか笑ってくれません。…ある日、赤ちゃんのやわらかいほっぺをさわっていて、なにげなく「くっついた」と声を出しながらほほをよせました。すると「ぐふぐふ」とまだへたくそな笑い声をだして笑ったのです。なんだ、そんな単純なことだったのか!と大喜び。
その日以来、「くっついた」は我が家の合い言葉になりました。絵本『くっついた』は、こんな子育ての中からうまれました。何かと何かがくっつくことはとても幸せなことで、そこからすべてが始まるんだと実感しています。
この本を読んだ後、ひと組でも多くの親子がくっついてくれたら幸せです。」
ぎゅっ
子ザルのジョジョくんが森を歩いていると
ゾウの親子が「ぎゅっ」
トラの親子もキリンの親子もカバの親子も
「ぎゅっ」
それを見ているうちに、ジョジョくんも、だんだんとママが恋しくなってきて…
ママに会えてやっと「ギュッ」としてもらって嬉しそう♡
「ぎゅっ」というセリフと、ジョジョくんの表情だけで、"ぎゅっ"としてもらいたい気持ちがよーく伝わってきます。
子どもも大人も、思わず"ぎゅっ"としてしまう、愛情あふれる絵本です。
スキンシップ どんなことをしたらいい?
・肌にやさしく触れる
・抱っこする
・手をつなぐ
・頭をなでる
・ベビーマッサージ
・こちょこちょ遊び
・手遊び
スキンシップをとる方法は、色々とありますが、ちょっとの間、ぎゅっと抱きしめるだけでも良いです。大事なのは、スキンシップをとっている間、やさしい気持ちを込めることだと思います。
スキンシップはいつまで?
わが家は、小学生まで、親子でふとんを並べて、一緒の部屋で寝ていましたが、よりくっつきたいのか、親の布団に入ってくることがよくありました。
中学生になって、自分のベッドを用意してからは、そちらで寝るようになりましたが、
それでも、時々、親のふとんに入ってくることがあります。
心細かったり、甘えたい時なのでしょうか。
冬は寒いので、ただ、あったかい布団に入りたいだけかもしれませんが^^;
言葉では言わないのでわかりませんが、ただ、受け入れて、入れてあげると、しばらくすると満足して自分のベッドにもどっていきます(^_^)
お母さんより大きくなった男の子。外ではガキ大将で、強そうにしていても、家では、お母さんの体の上に乗って、寝そべっているのよ、重くてしょうがない^^;
…と半分困ったような、嬉しいようなお母さんの声を聞いたこともあります。
大きくなったら、小さい時ほどスキンシップをとることは減りますが、子どもが求めてきた時、スキンシップをとるのは大切だなと感じます。
やさしい気持ちをこめて、ぴたっとくっついてみたり、ぎゅっと抱きしめてみたりする、あたたかいひとときを過ごすきっかけとなってくれたら嬉しいです。