遊びまっくす

遊びは知能、運動能力、コミュニケーション力など、あらゆる才能をバランスよく育みます。3000人以上の子どもとの関わり、子育て15年以上の経験をもとに、人気の遊びやおもちゃ、子育て情報等をご紹介していきます。

さまざまな才能を伸ばす 折り紙遊び

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鶴、かぶと、やっこさん、パクパク…
誰もが一度は折り紙で遊んだことがあるのではないでしょうか?
紙さえあればできますし、雨の日や体調を崩してしまった時の室内遊びだけでなく、病院の待ち時間など、紙さえあれば、外でもどこでも遊べます。
折り方によって、あらゆるものが出来上がってしまう面白さは、海外でも人気なのです。
折り紙による効果もたくさんあるので、ぜひ楽しんでほしい遊びです。
 

 さまざまな才能を伸ばす 折り紙遊び

折り紙遊びの効果

手先を使うことで器用になる
折り紙は、紙をつまんで、角や線に合わせて折って、何本かの指を使って押し開いて…など、10本の指先を細かく使い分けています。
高度な作品を作るにつれ、より細かい手先の作業が必要になります。
夢中ですることで、手先が器用になっていきます。
 
 
手先を動かすことで、脳が発達する
体の各部分は脳とつながっていて、脳が指令を出すことで体を動かし、反対に、体を動かすことによって、脳にたくさんの刺激が送られます。
手先を動かすことで刺激が送られるのは大脳。思考力、記憶力、運動能力、言葉の力などをつかさどる大事な部分です。
 
集中力が育つ
折り紙の作品を完成させるには、いくつかの行程が必要です。好きな作品を、夢中になって作ることで、集中力もついてきます。
 
理解力、思考力が育つ
作品を完成させるには、折り紙の本の写真や図を見ながら、自分の手元の紙をどういう向きで、どう折っていったら良いか、考えなければいけません。または、折り方を知っている大人や友達の話を聞いて理解する必要があります。
 
空間認識能力が育つ
空間認識能力とは、物の形や大きさ、位置、方向など、物が空間に占めている状態をすばやく正確に把握、認識する能力のことです。
 
平面の紙を、立体の形に仕上げていくプロセスの中で育ってゆく、空間認識能力。
空間認識能力は、幼児期までにその容量が決まるそうです
 
空間認識能力が高いと、
たとえば、算数で、展開図を見ただけで、出来上がった立体の形を思い浮かべることができたり、
サッカーやバスケなどで、ボールをどこにパスすれば良いかを瞬時に判断できたり、
車の運転で、他の車の流れに合わせて車線変更ができたり。
勉強にもスポーツにも、日常生活にもとても役立ちます
 
コミュニケーション力が育つ
1つの作品が作れるようになると、園や小学校の自由時間に、友達同士で教えあうようになります。
少しずつ見せながら言葉で伝え、どうしても難しそうなところは、代わりに折ってあげたりする姿は微笑ましいです^_^
また、自分より小さい学年の子にプレゼントして、喜んでもらったりして、とてもあたたかいコミュニケーションが生まれます。
 

3歳頃にはじめるのがおススメ

遊ぶことで、巧緻性(こうちせい)が自然に高まる折り紙。
巧緻性(こうちせい)とは、手先の器用さ、巧みに指先を使う能力のことで、3歳〜5歳の時期が身につきやすいことがわかっています。
そして、この能力を幼児期に鍛えることが、幼児脳の発達に大きく影響し、子どもの知能は高められるそうです。
またこの頃になると、体験を重ねることでどんどん上達するので、色々と作れるようになるのが楽しみになる時期でもあります。
 
楽しみながら、指先をたくさん使うことができる折り紙。
 
大事なのは、あれもこれも作ってみなくちゃ!というのではなく、お子さんが作りたいものを、大人も一緒に楽しんで、サポートしながら折ってみること、作れるようになって嬉しくなり、いくつも作りたがる時は、満足するまで作ることです♪
 

おすすめのおりがみサイト

仕事でも、家での遊びでも、よく参考にしていたサイトが

アニメを見ながら折れる『おりがみくらぶ』

です。バレンタインや七夕、ハロウィーン、クリスマスなどの

季節の折り紙や、遊べる折り紙、どうぶつや食べ物の折り紙、

組み合わせて作るユニット折り紙など、900種類もの折り方が掲載されています。

 

はじめての折り紙で、かんたんなものから始めたい方には

こちらの本が好評です。ぜひ親子で楽しんでみてくださいね。