遊びまっくす

遊びは知能、運動能力、コミュニケーション力など、あらゆる才能をバランスよく育みます。3000人以上の子どもとの関わり、子育て15年以上の経験をもとに、人気の遊びやおもちゃ、子育て情報等をご紹介していきます。

言葉が育つ 車内での簡単な遊び ②山手線ゲーム

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 山手線ゲーム(もしくは、古今東西ゲーム)一度はやったことがあるでしょうか?^_^

山手線(JR東日本の路線)の駅を、どれでも良いので、順番に次々と言っていくゲームです。

 

 「山手線ゲーム!」でスタート
「新宿!」「渋谷!」「東京!」「品川!」「上野!」……

一度言った駅を再度言ったり、言えずに詰まってしまったら負け、おしまいです。

 

これを、子どもの身の回りにある言葉をお題にしてやります

たとえば、

●色

   →赤、青、白、黄色、オレンジ、むらさき…

●家にあるもの
   →テレビ、テーブル、イス、時計、ふとん…

●体の部位

  →あたま、手、足、鼻、口…

 

簡単なお題にして
●「あ」ではじまる言葉
→アイスクリーム、あり、アメ、足、赤…

などでもいいんです。
これをしておくと、しりとりに使える言葉も増えますね^_^

 

 車好きの子なら、車の種類(プリウスワゴンRとか…)、
アンパンマンが好きなら、アンパンマンに出てくるキャラクター(ばいきんまんドキンちゃんジャムおじさん…)

ディズニーが好きなら、ディズニーのキャラクター(ミッキーマウス、プーさん、シンデレラ…)をお題にすると、得意になって勢いよく次々に言葉が出てきます


  小学生になっても、友達同士で休み時間などにやっていたようで、家で一生懸命思い出したり、調べたりしてリストを書いてました^_^

 

●食べ物をひとくくりにして
ハンバーグ、カレーライス、チャーハン、からあげ、おすし…
などと言っていっても良いですし

 

さらに細かく分けて

●くだもの
→いちご、みかん、りんご、ぶどう、すいか、かき…

●野菜
→トマト、にんじん、玉ねぎ、キャベツ、

と挙げていってみることで、食べ物の中にも、くだものや野菜、肉、などの種類で分かれているんだと、物の分類をする力もついていきます

 

小学校の国語の授業で、言葉の分類を勉強したら、たとえば

●名詞(ものごとの名前)→いちご、頭、かばん、木、学校…

●動詞(動きの言葉)→走る、歩く、食べる、見る…

●形容詞(飾る言葉)→きれい、かわいい、大きい、少ない

などがよく理解できていると、英語の文法を習うようになってから、

英文を作る大前提になるので、とても大事です。

(たとえば、主語になるのは名詞で、基本的に、動詞は1文に1つ、形容詞は名詞の前につく…など、この言葉の分類がよく分かっている事が前提で理解できます。)

 

日本地図を勉強しはじめてからは、
●県の名前
→東京都、大阪府、北海道、福岡…
●川の名前
利根川最上川、淀川、四万十川
などでしたこともあります。

   ゲームとして遊んでやることで、勉強と意識せずに楽しんでできるし、勝ちたいので一生懸命覚えたり、調べたりもするんですよ。

 

また、兄弟姉妹、異年齢の子ども同士など、小さい子の方が思いつく言葉が少ない場合もありますよね。その時に、こっそり答えを耳もとで教えてあげたり、ヒントを出してあげたりして、参加しやすくしてあげることで、年下の子への思いやりも育ちます。

 

 2人から何人ででもできますし、お題の工夫次第で、2、3歳頃から小学生まで、色々なバリエーションでできます
大人の方も脳トレになりそうですよね^_^

 

言葉が育つ 車内での簡単な遊びを他にもご紹介しています。

言葉が育つ車内での遊び ①しりとり

言葉が育つ車内での遊び ③なぞなぞ