遊びまっくす

遊びは知能、運動能力、コミュニケーション力など、あらゆる才能をバランスよく育みます。3000人以上の子どもとの関わり、子育て15年以上の経験をもとに、人気の遊びやおもちゃ、子育て情報等をご紹介していきます。

言葉が育つ 車内での簡単な遊び ①しりとり

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子どもと車に乗る時、どのように過ごしていますか?
 
 ずっとチャイルドシートに座りっぱなして退屈でしかたない.…
うまく寝てくれたり、外の景色を見て楽しんでくれたらいいのですが、いつもそういう訳にはいきません(><)おでかけや、帰省で2〜3時間車に乗る時は、今回はどうやって過ごそうか?と毎回頭を悩ませました。
 
 小さなテレビも付けていて、DVDを見せたり、CDをかけたりもしたのですが、ずっと画面を見ていると目に悪いし、そのうち車酔いをするようになり、全く見られなくなった時期もありました。
 
そこで、色々、車での過ごし方を考えました。
それを、ご紹介したいと思います。
 
2〜3歳頃、言葉がしゃべれるようになった時期からですが、"しりとり"をするようになりました。幼稚園や保育園でも、ちょっとした待ち時間に、先生や友達同士ですることがあります。
 
しりとり→りす→すずめ→めだか→からす→すいか→かめ→めだか……
あ!めだかは二回目だから終わっちゃった!
 
なぜか、このパターンってよくありますね^_^
早く次の言葉言わなきゃ!と焦るので、ついワンパターンを堂々めぐり。笑
でも、家でしりとりをしておくと、バリエーションが増えるんですよね。
 
しりとり→りす→すし
       →スカート
       →スタンプ
 
 慣れてきたら、バージョンアップして、大人の番が回ってきた時に、少し難しい言葉も混ぜました。

 

 ヨコミネ式教育という教育法がありますが、その教育法の中で、子どもの4つの特徴を生かすと子どもはやる気のスイッチが入るというものがあります。
 
子どものやる気スイッチを入れる4つの方法
①子どもは競争することが大好き。友達との競争を通じてスイッチが入る。
 
②子どもは真似の天才。様々なことを真似して覚える。
 
③子供は少しだけ難しいことをさせるとやる気のスイッチが入る。
 
④子供は認められると嬉しくなってやる気が高まる。「褒める」よりも「認める」こと。
 
 少し難しいことは、子どもにとって、意欲が増すのです。
 
 この頃から「〇〇ってなに?」と聞きたがる時期なので、子どもが知らない言葉を獲得していく良い機会になります。脳の発達からも、この時期の子供は、聞いたこと、教えてもらったことをグングン吸収していきます。
 
しりとり→りす→スクランブルエッグ
       →スキューバーダイビング
 
 「スクランブルエッグ」ってなに?と聞かれたら、後日、実際に食べてみたり、「スキューバーダイビングって?」と聞かれて、こちらもうまく説明できなかったら、一緒に図鑑やインターネットで調べてみたりすると、知的好奇心をのばすきっかけになります。
 
 なかなか家だと家事に追われていたりして、あとでね〜、とつい後回しになってしまうこともあるけれど^^;車内だったり、ちょっとした待ち時間だったり、時間がある時はゆとりをもって、答えてあげられました。
 
 語彙が豊富になることは、のちのち、わかりやすく話したり、作文を書いたり、国語の試験を受けたりする時にも、とても役立ちます。
 知らないことを調べることは、のちのち、自ら学んでゆく力にもなります。
 
何人でも簡単にできますし、面白いことばを入れて楽しんだり、楽しいコミュニケーションになりますので、おすすめです。
 
他にも、言葉が育つ 車内での簡単な遊びをご紹介しています。

言葉が育つ車内での遊び ③なぞなぞ