絵本屋さん大賞 絵本「おしっこちょっぴりもれたろう」
おしっこちょっぴりもれたろう /PHP研究所/ヨシタケシンスケ
絵本屋さん大賞2018 第1位に選ばれましたね♪
「ぼく、おしっこちょっぴりもれたろう。おしっこをするまえかしたあとに、ちょっぴりもれちゃうから、いつもお母さんにおこられる。でも、いいじゃないか。ちょっぴりなんだから。ズボンをはいたらわかんないんだから。……」
こういうネタ、大好きな子、多いです^ ^
....男の子は、お母さんに怒られないように、パンツがかわくまで、街に冒険に出かけます。
そこで、ほうれん草が歯にはさまって困ってる子や、上着を着たら下着の袖がぐちゃぐちゃになって困っている子、、
ちょっぴり困っている子たちに会います。
大人もきっと何度も経験していることで、わかるわかる!とうなづけます(笑)
....
そして、家に帰ってからトイレをすませたもれたろう君は、、?
「おこだでませんように」も子ども目線で描いた人気の本ですが、
なかなか口に出せない(中には「オレ、もれたろうだぜ!」と堂々と言えちゃう子もいるけれど(笑))ちょっとした困りごとを共感することで、子どもはすっと安心できて、読み終わった後、顔がほころんでいるんですよね。
読み聞かせる大人の方も、子どもがこんな気持ちでいるんだな、と気づかせてもらえ、つい怒ってしまうのをしばし反省したりして、ほのぼのとした気持ちになれます。