【1歳 おすすめの絵本】指さしを引き出す絵本
”指さし”の意味
生後10ヶ月頃「興味の指さし」
生後1歳頃「要求の指さし」「共感の指さし」
生後1歳半頃「理解と応答の指さし」
1歳半検診で心身の発達の目安にもなる、大事な"指さし"
指さしを引き出す 1歳におすすめの絵本
きんぎょがにげた
うずらちゃんのかくれんぼ
ご紹介した2冊の絵本以外でも、絵を指さししながら
お話ししても良いと思います。
絵本の良いところは、目の前にある、わかりやすい絵を
直接指さしできるところです。
外で、動いているものや、遠くのものを指さししても
わかりづらいことがありますが、
絵本の中の絵を、次々と指さすことによって
”これを指さしているんだな”という、”指さしの意味”が、より分かりやすくなります。
指さしの練習、訓練、という雰囲気ではなく、自然に、いろんな絵本を楽しみながら、指さしを引き出すきっかけを、作ってみてくださいね♪
東京大学に合格した子の家庭の2つのルール
林修先生の番組は、わかりやすく、面白く、ためになるので、よく見ています。
3月3日TBS系列の番組『林先生が驚く 初耳学!』で、優秀なお子さんの家庭のルールについて放送していたので、内容をまとめてみました。
「澤部の初耳ピーポー」のコーナーで、
ミス日本コンテストに出場し、2019年、ミス日本「海の日」に選ばれた東大生、高橋梨子さんに密着取材をしていました。
中高一貫の名門進学校、桜蔭学園から東大に進学した彼女は、いったいどんな教育を受けて育ったのでしょう。
幼少期から、テレビもゲームも制限なしで、最難関といわれる東大理IIIに合格した彼女の家に存在するルールは2つ。
東京大学に合格した子の家庭の2つのルール
スマホは自分の部屋に持ち込まない。
スマホを購入した時から、家族皆が、家に帰ってきたら、スマホはリビングに置く、というルールを作ったそうです。
→その結果、部屋で勉強する時の集中力アップにつながったそうです。
平日、4時間以上スマホをいじる生徒は、全くいじらない生徒より、テストの平均点が15点低いというデータがあります。
家では基本的にリビングで過ごす。
試験期間でない限り、家では基本的にリビングで過ごしているそうです。
リビングで勉強して、ご飯を食べて、夜、寝る時に自分の部屋に行くという生活だとのこと。親子の関係が近いそうです。
家族の会話が増えることで
→子どもの心が安定し
→学習意欲の向上につながる
という研究結果もあるそうです。
別の番組ですが、テレビ東京の番組調査では、東大生48.6%がリビング学習、別の調査でも、難関中学合格者も9割はリビング学習だったそうです。
わが家も、子ども部屋が北側にあり、寒いこともあってか、生活も学習もリビングですることが多いです。
子どもの学習中は、TVを見るのをがまんしたり^^;子どものものが、どんどんリビングに持ち込まれて、テーブルの上に教科書が積まれたり^^;、と不便なこともあるのですが、
子どもが、部屋にこもってしまうと、全く様子がわからないので、子どもがリビングで過ごしていると、子どもの様子がよくわかり、話もできるので、コミュニケーションをとるには、良い点がほとんどです。
成績のためだけではなく、家族で一緒に過ごし、よくコミュニケーションをとることは大切ですよね。
わが家も、スマホを購入した時から、充電器をリビングに置き、
基本的にはスマホはリビングに置くことにしています。
14%の中高生がネット依存になっている、と問題になっていますが
おかげで、ネット依存になることもなく、過ごせています。
今はネット依存が段々と低年齢化し、10歳未満も治療に訪れるそうです。
小さい頃からの、インターネットやスマホとのつきあい方も、よく考える必要を感じています。
ふれあいがあたたかい 【 赤ちゃんに人気の絵本】 スキンシップの大切さ
スキンシップの大切さ
赤ちゃんは、優しいスキンシップを受けることで、愛情ホルモンと言われる"オキシトシン"という脳内物質が分泌され、安心感や信頼感が育ち、脳の発達にも良いことがわかっています。
赤ちゃんだけでなく、大人の方も、スキンシップをとることによって、年齢、男女問わず、オキシトシンが増え、幸せな気持ちになれるのです。
そこで、今日は、ふれあいがあたたかい、赤ちゃんに人気の絵本を2冊、ご紹介します。
ふれあいがあたたかい 赤ちゃんに人気の絵本
くっついた
きんぎょさんときんぎょさんがくっついた。
あひるさんとあひるさん、ぞうさんとぞうさん、おさるさんとおさるさんも。
さいごは…
おかあさんとわたしがくっついた。
おとうさんもくっついた。
絵がシンプルでかわいらしいですよね♪
絵本に載っていた、作者の三浦太郎さんの言葉が、
この絵本の良さと、作者さんのこの絵本への思いがつまっていたので、
載せさせてもらいます。
「…我が家に赤ちゃんがやってきて…
3カ月がすぎ…赤ちゃんはなかなか笑ってくれません。…ある日、赤ちゃんのやわらかいほっぺをさわっていて、なにげなく「くっついた」と声を出しながらほほをよせました。すると「ぐふぐふ」とまだへたくそな笑い声をだして笑ったのです。なんだ、そんな単純なことだったのか!と大喜び。
その日以来、「くっついた」は我が家の合い言葉になりました。絵本『くっついた』は、こんな子育ての中からうまれました。何かと何かがくっつくことはとても幸せなことで、そこからすべてが始まるんだと実感しています。
この本を読んだ後、ひと組でも多くの親子がくっついてくれたら幸せです。」
ぎゅっ
子ザルのジョジョくんが森を歩いていると
ゾウの親子が「ぎゅっ」
トラの親子もキリンの親子もカバの親子も
「ぎゅっ」
それを見ているうちに、ジョジョくんも、だんだんとママが恋しくなってきて…
ママに会えてやっと「ギュッ」としてもらって嬉しそう♡
「ぎゅっ」というセリフと、ジョジョくんの表情だけで、"ぎゅっ"としてもらいたい気持ちがよーく伝わってきます。
子どもも大人も、思わず"ぎゅっ"としてしまう、愛情あふれる絵本です。
スキンシップ どんなことをしたらいい?
・肌にやさしく触れる
・抱っこする
・手をつなぐ
・頭をなでる
・ベビーマッサージ
・こちょこちょ遊び
・手遊び
スキンシップをとる方法は、色々とありますが、ちょっとの間、ぎゅっと抱きしめるだけでも良いです。大事なのは、スキンシップをとっている間、やさしい気持ちを込めることだと思います。
スキンシップはいつまで?
わが家は、小学生まで、親子でふとんを並べて、一緒の部屋で寝ていましたが、よりくっつきたいのか、親の布団に入ってくることがよくありました。
中学生になって、自分のベッドを用意してからは、そちらで寝るようになりましたが、
それでも、時々、親のふとんに入ってくることがあります。
心細かったり、甘えたい時なのでしょうか。
冬は寒いので、ただ、あったかい布団に入りたいだけかもしれませんが^^;
言葉では言わないのでわかりませんが、ただ、受け入れて、入れてあげると、しばらくすると満足して自分のベッドにもどっていきます(^_^)
お母さんより大きくなった男の子。外ではガキ大将で、強そうにしていても、家では、お母さんの体の上に乗って、寝そべっているのよ、重くてしょうがない^^;
…と半分困ったような、嬉しいようなお母さんの声を聞いたこともあります。
大きくなったら、小さい時ほどスキンシップをとることは減りますが、子どもが求めてきた時、スキンシップをとるのは大切だなと感じます。
やさしい気持ちをこめて、ぴたっとくっついてみたり、ぎゅっと抱きしめてみたりする、あたたかいひとときを過ごすきっかけとなってくれたら嬉しいです。
赤ちゃんがひきつけられる 【顔が印象的な絵本】 4選
赤ちゃんは、正面を向いている顔が好き♪
赤ちゃんが、ひきつけられる 顔が印象的な絵本 4選
おつきさまこんばんは
かおかおどんなかお
楽しい顔、悲しい顔、わらった顔、泣いた顔、眠った顔…
おひさま あはは
いいおかお
【赤ちゃんから】おすすめの絵本 「がたんごとんがたんごとん」 くり返しの大切さ
おすすめのポイント
はっきりした色のシンプルな絵
身近な物が出てくる
ことばのリズムが心地いい
オノマトペとは、擬音語(ザーザー、ワンワンなど、物が発する音を表したことば)や擬態語(ワクワク、ツルツル、ニヤニヤなど、気持ちや、状態を表す言葉)の総称です。 赤ちゃんにとっては、オノマトペが親しみやすく、惹きつけられるようです。
【赤ちゃんから】おすすめの絵本 「じゃあじゃあびりびり」 - 遊びまっくす
同じことばのくりかえし
子どもはくり返しが安心する。
くり返し、同じ絵本を読むことの大切さ
【赤ちゃんから】おすすめの絵本 「じゃあじゃあびりびり」
おすすめのポイント
鮮やかな色のシンプルな絵
はっきりとしたパステルカラーの絵で、じどうじゃ、犬、紙、そうじき、ふみきり、あかちゃん、飛行機、ネコなど、身近なものがシンプルな絵ではっきりと描かれています。赤ちゃんにとって、とてもわかりやすいです。
破れないボードブック
ページ1枚1枚が、しっかりとした厚紙でできている、ボードブックです。
赤ちゃんが持ってなめてしまっても、破れず安心です。
わが子も、渡しておくと、はじめは、なめてばかりいました^^;
ものの名前と"オノマトペ"の組み合わせ
この絵本の一番の魅力は、赤ちゃんをひきつける言葉でしょう♪
「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」
「いぬ わんわんわんわん」
ものの名前とオノマトペが、見開き1ページに1つ書いてあります。
オノマトペとは、擬音語(ザーザー、ワンワンなど、物が発する音を表したことば)や擬態語(ワクワク、ツルツル、ニヤニヤなど、気持ちや、状態を表す言葉)の総称です。
赤ちゃんにとっては、オノマトペが親しみやすく、惹きつけられるようです。
赤ちゃんの言葉の発達
2、3ヶ月頃からクーイング (「アー」「ウー」といった母音の音)を発するようになります。その後、喃語(なんご)(母音以外の 「ダー」「バー」などの言葉)も増えていきます。
これらの言葉は、意味はありませんが、いずれ"話す言葉のもと"となります。
生後10ヶ月くらいから、指さしや、身振り手振りを交えながら"赤ちゃん言葉"を話すようになっていきます。
”赤ちゃん言葉”の例
ご飯→マンマ
車→ブーブー
犬→わんわん
寝る→ねんね
赤ちゃん言葉には、オノマトペがたくさん使われていますね。
赤ちゃんにとって、発音しやすいのですね。
”赤ちゃん言葉”の方が、言葉の発達をうながす
”赤ちゃん言葉”ではなく、小さい頃から正しい日本語を教えた方が、(言葉を覚え直さなくていいので)言葉の発達をうながす、という考えもありました。
しかし、2014年、アメリカの大学で、
”大人が、”赤ちゃん言葉”で話しかけた方が、3倍も多くの言葉を覚え、赤ちゃんの言葉の発達がすすむ”
という研究結果が出ました。
オノマトペは、子どもにとって、発音しやすく、意味もわかりやすいのです。
言葉をうながす働きかけ
赤ちゃんが、クーイング、喃語を話しはじめたら、大人がそれに反応して、視線や表情、言葉でこたえるようにすることで、赤ちゃんも嬉しくなります。
”赤ちゃん言葉”を話しはじめたら、たとえば
犬を見て「わんわん」と言ったら
→「わんわんがいたね」「わんわんかわいいね」
「まんま」と言ったら
→「まんま、食べようね」
などと、赤ちゃんが言いたそうなことを受け止めて、言葉にして返してあげることをくり返すことで、赤ちゃんが言葉を話しはじめる前から、言葉が頭の中にどんどんストックされていきます。
オノマトペの文章が面白い絵本
「じゃあじゃあびりびり」以外にも、オノマトペの文章が面白い、人気の絵本があるのでご紹介します。
もこもこもこ
有名な詩人、谷川俊太郎さんが文を担当した絵本。
「しーん」とした大地でとつぜん
地面が「もこっ」「にょき」と盛り上がり…
「ぱく」「もぐもぐ」と何かを食べ…
不思議な物体の様子に、見ている子達の目が、
いつの間にか、釘付けになっています(^_^)
だるまさんが
「だるまさんが どてっ」
「だるまさんが ぷしゅーっ」
だるまさんの様子がかわいくて、笑える人気の絵本。
ごぶごぶごぼごぼ
「ぶーん」
「ぷく ぷく ぷくぷくん」
「ぷぷぷぷぷぷ」
「ど ど どーん」
カラフルな〇の絵と、オノマトペの言葉が印象的な絵本。
各ページにくりぬかれた丸い穴も、子どもを惹きつけます。
【赤ちゃんから】おすすめの絵本 「くだもの」
1981年に刊行されて以来、長い間愛され続けている、
人気の赤ちゃん絵本「くだもの」。
自分の子どもにはもちろん、多くの子ども達に読み聞かせてきました。
おすすめのポイント
本物そっくりな、おいしそうな果物の絵
なんと言っても、この絵本の魅力は
今にも絵本から出てきそうな、本物そっくりに描かれた、
おいしそうな果物の絵です♪
「もも」
「さあ どうぞ」
まるごと1この果物の絵、
次のページでは、皮がむかれて、食べられる形になった
絵が描かれていて、ほんとうに食べたくなってしまいます。
さくらんぼ、すいか、もも、ぶどう、なし、りんご、くり、かき、みかん、いちご、ばなな。
どれも、なじみのある果物が次々と出てきます。
そして、本物の果物と、大きさもそっくりなんです♪
(左が、うちにあった本物のリンゴ。右側が絵本の絵。)
つやつやしていて、絵の方が、むしろ、おいしそう^_^
離乳食がはじまって、くだものがおいしい食べ物とわかってきた赤ちゃんに
「さあ どうぞ」と、差し出されたくだものの絵を、つまんだふりをして、口もとに持っていくと、たいていの子は「あーん」と口をあけて食べるマネをします^_^
慣れてくると、自分でくだものの絵をつまんで、食べるマネもする子もいます^_^
頭の中では、おいしい味が広がっているのでしょう♪
文章がシンプルでわかりやすい
シンプルな文章で、
すいかの絵に「すいか」
ももの絵に「もも」
とだけ書かれているので、
これがすいかだな、これはももだな、
と絵と言葉が結びつきやすく、覚えやすいです。
物の総称が身につく
とにかく、おいしそうな絵に惹きつけられる絵本ですが
だんだん言葉を覚えて、語いが豊富になってくる頃には、
すいか、もも、なし、りんご…などを総称して
"くだもの"と呼ぶんだな、ということも、自然と、知識として身についていきます。
にんじん、トマト、きゅうり、じゃがいも など → "野菜"
バス、タクシー、トラック、飛行機 など →"乗り物"…
こういった物の総称がわかるのは、実は高度なことなのです。
生活する中で、少しずつ自然に覚えてはいきますが、
絵本や図鑑など、まとめて描かれているのを見ると、
より理解が深まる手助けとなるので、
ぜひ、読んでほしい絵本の1つです。
平山和子さんのおいしそうな絵本のシリーズ
やさい
畑で育った、だいこん、キャベツ、とまと、ほうれんそう、さつまいもが、やおやさんに並ぶ様子が、本物そっくりに描かれています。